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トルコで不動産(豪邸) を買って移住しませんか⁈【体験談】

 

トルコの豪邸のイメージ画像

はじめに

当記事の筆者である私 Rana は、2020年10月にペットの猫の「ちゃちゃまる」を連れてトルコのイズミルへ移住しました。現在1~2年で更新が必要な「短期居住許可」で住んでいますが、今から約2年後に市民権を取得して、一生をトルコで過ごすつもりでいます。
過去に海外移住の経験や知識が一切なかった筆者が、トルコで住む家を探すために、現地の不動産屋さんとアポイントを取った上で、2020年3月コロナパンデミックが日本で始まりかけていた時期にトルコへ渡航し、7日間の現地滞在中に購入物件を決めて、契約を実際にして、日本へ一旦戻りました。この記事では、筆者がどのような流れで全く見知らぬ土地のトルコのイズミルで不動産を購入して移住を果たしたのかを、実際の体験談を元に書いています。

※ トルコでは外国人が不動産さえ購入すれば、居住権を簡単に取得することができるプログラムが有ります。そのことについては「トルコなら夢の海外移住が簡単に叶うって本当!?~知らないと損、その理由とは」の記事に詳しく書かせて頂いていますので、まだそのプログラムをご存知でない方は、その記事も併せてお読みください。

丘の上からのイズミルの眺め
丘の上からのイズミルの眺め

トルコで不動産を購入するための事前準備

1.トルコへ渡航前に物件をある程度絞る

1)信用できる不動産会社選び

高額である不動産を購入するには、まず信頼できる不動産会社(担当セールスマン)を選ぶことから始めないといけません。異国の不動産を購入するなら尚更、不動産会社選びが非常に重要になって来ます。ですが、トルコで外国人を相手に誠実で頼れるサービスを行っている不動産会社がそもそもあるのかも全く知らず、もっぱらインターネット検索で得た情報のみを信用するしかありませんでした。日本語で検索をしてもトルコの不動産会社に関する情報や手続きの情報をほとんど見つけることができませんでした。なので、英語で検索したところ、何カ所か外国人向けに英語でトルコ国内の不動産の紹介をしている会社を見つけることができました。その中から、スマホ用の物件検索アプリなどが充実していて、ブログの更新や、最新ニュースの更新が頻繁に活発に行われているところ、そして、実店舗もあるところ、そういう条件でどんどん絞って、何日かかけて吟味しました。

最終的に2カ所に絞って、物件の詳細希望のメールを資料請求フォームから送ったところ、「Property TURKEY」という不動産会社から即反応が有りました。もう一方の会社はウェブサイトやアプリは充実していて、ヨーロッパからの顧客の口コミもかなり高得点だったのですが、なぜか2度 Eメールを送っても、全く返事が来ませんでした。日本からは珍しいので、迷惑メールボックスに入ってしまったのかもしれないです。WhatsAppというチャットアプリで資料請求すれば良かったかもしれません。どちらにせよ、「Property TURKEY」を選んで大正解でした。

何度か資料請求をして、途中から WhatsApp を使ってタイムリーに担当者とあれやこれやと会話をしました。WhatsAppのことを日本にいると知らない人が多いですが、外国では日本で使うLINEよりもWhatsAppが主流です。トルコで不動産を購入するならWhatsAppをスマホに入れて、使えるようにしておいてください。無料です。WhatsAppを使うと、担当者の返答は日本ではありえないくらい素早いです。Eメールだと、迷惑フォルダに入ったり、緊急性が無い問い合わせと判断されて、連絡が来ない可能性が有ります。当然ながら英語での会話ですので、前提条件として英会話がある程度できる方でないと、日本語だけでは不動産探しはできません。英語が話せない方は、英語が話せる誰かを中に入れて会話してもらう必要が有ります。翻訳アプリの性能も年々上がって来ているので、少し英会話ができれば、翻訳アプリを駆使して問い合わせができるかもしれません。

2)不動産購入のための事前情報収集

私が不動産選びをするために、トルコの現地の不動産会社とやりとりを開始したのは2020年の1月4日でした。最初はできるだけ安く広いマンションを購入して、移住後の生活費を多めに残しておきたかったので、2019年11月に旅行で訪れて好きになった場所、アンタルヤで探して欲しいと伝えました。アンタルヤや、隣の市のアランヤなら、当時の価格で※1700万円以下でも100㎡くらいの新築マンションが手に入りそうでした。しかもプール付きの豪華な物件が!でも、不動産会社の担当者が、「アンタルヤはリゾートとして滞在するには最高の場所だけれど、ずっと住むのなら、イズミルという市が今は一番お勧めです。」と言って、イズミルを勧めてくれました。私はイスタンブールとアンタルや、アランヤしかトルコは訪れたことが無かったので、イズミルのことは全く知りませんでした。ネットで調べると、首都のアンカラ、イスタンブールにつぐ、トルコ第三の都市が、イズミルであることがわかりました。

イズミルの物件を調べてみると、やはり3大都市のひとつだけあって、アンタルヤよりも遥かに高く、予算オーバーな気がしました。当初私は担当者に700万円以下で買えるものをと伝えていましたが、それでは買えないので、とりあえず諸経費込みで、私の条件に合う物件が900万円以下でイズミルで買える物が無いか相談をしました。すぐに数物件を選んでWhatsAppへ情報を送ってくれました。私が伝えた物件の条件は、「2LDKまたは3LDKで、徒歩圏内にスーパーマーケット、緑豊かな公園、駅やバス停などがある生活に便利な立地でかつ、自然の緑も楽しめるところ」という贅沢な条件でした。なかなかこの条件で希望価格に収まるものが見つからず、予算を1,100万円まで上げました。担当者一押しの物件は今私が住んでいるレジデンスでした。ただ予算オーバーなので、大幅な値引きが無いと絶対に無理だなど諦めていました。

愛猫のちゃちゃまるが陽射しをたっぷり浴びられるバルコニーも必須条件で、しかも、ちゃちゃまるがバルコニーから転落などしてしまう恐れが無い造りのところを探そうと思っていました。今現在私たちが住んでいるレジデンスの写真を送ってもらった時に、バルコニーがインナーバルコニーで、全面ガラス張りで採光は抜群。しかも広さも十分で、「うわー!このバルコニーだったらちゃちゃまるが喜ぶだろうなー!ここでお茶を飲みながらちゃちゃまると日中寛げたら、毎日幸せだろうな~!でも予算的に無理があるから他の物件で考えるしかないな。」と、半ば諦めていました。

※1. 私がトルコで不動産物件探しを始めた時と現在では、トルコの不動産の価格は全く異なります。2021年半ばから、トルコでは恐ろしいほどのスピードでインフレが進み、不動産価格も含め、あらゆるものの価格が4~6倍くらいに高騰しています。

2.予算の算出

ここまで読まれた日本の皆さんは、きっと700万円、900万円、1,100万円、どれも不動産を買うには安いし大して変わらないと、感じていらっしゃるかもしれません。でも、私の予算算出方法は、次の様な計算でした。(当時の物価に基づく計算)

「トルコの大都市の生活費は日本の1/4~1/5くらいだから、不動産を買って家賃が要らなければ、一人世帯なら、毎月約7万円 (日本の国民年金保険料16,610円と日本の任意加入の生命保険料約6,000円、そして※2トルコの国民健康保険料約12,000円を含む)で余裕のある生活ができる。年間で120万円の生活費をみていれば、更に悠々自適な生活ができる。65歳から日本の年金を受給開始するとしたら約15年間、10万円×15年=1,800万円以上の貯蓄残高が有れば、貯蓄を取り崩しながら余裕のある生活を楽しめる。60歳からは国民年金の支払いが要らないので、60歳からの5年間は、更に余裕がある生活ができる。その後は日本なら生活できないくらいの少ない年金でも(私の年金試算額は10万円以下です)、余裕のある老後が楽しめる。」

でも、この計算では何か不測の事態(超円安リラ高など)が起きた時の費用が算入されていませんので、更に上乗せした貯蓄を残しておかないと不安です。この計算から逆算すると私の不動産を購入する予算は1,100万円が上限でした。引っ越し後は電化製品や家具なども揃えないといけませんし、引っ越しの際の飛行機代も考えておかないといけません。なので、100万円、200万円の差は購入後の長いトルコでの生活費に関わる問題でした。

※2. トルコの外国人向け健康保険料の価格も大幅に値上がりしています。私がトルコへ引っ越す前にネット上で得た情報では毎月818.5TLでした。なので、当時の為替レートで計算すると毎月約12,000円という計算でしたが、どんどん値上がりをし、2023年9月現在の保険料は毎月約3,200TLになっています。幸い、リラ円相場はトルコの物価上昇と反比例しているため、日本円に換算すると大きな値上がりにはなっておらず、助かっています。

いざトルコへ不動産購入のために渡航

飛行機の窓から見下ろしたイズミルの景色
飛行機の窓から見下ろしたイズミルの景色

不動産会社のスタッフといろいろやり取りして、2020年3月の4日に現地イズミルでの不動産物件探索ツアーをお願いすることになりました。この日程を決めた時はまだコロナパンデミックは起こっていなかったのですが、3月2日に関西空港を出発する時には大阪府内でもコロナに感染する人が出始めていました。海外渡航の取り止めを考慮すべき時期に突入をしているように感じました。なので、私もイズミルへの不動産購入の旅を一旦キャンセルすることも考えましたが、なんとなくこの機会を逃したら、かなりの長い期間渡航できないような気がして、勇気をもって出発しました。

この時は持っていたデルタスカイマイルを使って関空→シャルルドゴール(仏)→イスタンブール→イズミルという経路で無料で往復ビジネスクラスのチケットで行きました。この渡航詳細に関しては「関空発、シャルルドゴール経由でトルコへ渡航【スカイマイルでビジネスクラス無料の旅】」の投稿で書く予定です。

1)トルコの不動産営業マンの対応はどう?

3月2日に関空を出発し、3日の朝、イズミルに到着。この日はホテルで疲れを癒して、翌日の4日の10時に宿泊していたホテルのロビーで不動産会社の担当者と待ち合わせをすることになっていました。日本にいた頃にずっと物件情報をやり取りしていた担当者とは別の人が来るということを出発前に聞きました。WhatsAppを通して、写真入りの名刺と共に、実際に来る担当者からの丁寧な挨拶も届いていました。

とはいえ、初めて訪れたトルコのイズミルでの不動産探索ツアーなので、「不動産会社のスタッフは時間通りに来るのだろうか?」とか「私との待ち合わせを忘れてしまい、来ないのではないか?」とか、「日本人の女性が一人で来るのだから、きっとお金も無いだろうと推測されて、不動産会社から誰も来ないかも?」とか、「彼らは日本でコロナパンデミックが始まっていること知って、日本から来る私に会うのが怖くて、私との待ち合わせをドタキャンするかも?」とか、「宿泊予約をしていたホテルでさえも、コロナパンデミックが始まった日本から来る私の宿泊を拒むのではないか?」など、あれやこれやと気をもんで、不安な気持ちでいっぱいでした。

不動産会社の社用車で不動産探索ツアー
不動産会社の社用車で不動産探索ツアー

実際は、当日来る予定の担当者「Volkan」さんから、待ち合わせ時間の30分くらい前に、「私は今そちらに向かう道中ですが、大渋滞に巻き込まれています。到着が10時を過ぎるかもしれませ。申し訳ございませんが、お待ちいただけますか?」と丁寧な連絡があり、実際の到着も遅れませんでした。トルコの不動産屋さんは日本の不動産屋さんのようにビジネススーツは着ないようで、普段着でしたが、感じの良い控えめなファッションでした。ホテルのロビー横にあるサロンで先にイズミルの不動産事情や、地理的な説明が有りました。この日実際に見て周る物件がそれぞれどういう特徴のある地域に建っているのか等、説明がとても分かりやすく、「信頼できそうな人が担当者で良かった~」とホッとしました。
30分くらいの説明を受けた後、いざ不動産探しのツアーへ出発しました。社用車にはきちんと「Property Turkey」の社名が貼られていました。車はきちんと洗車されていて、車内も綺麗に掃除されていました。車の後部座席に乗って、不安なことが一切なく、順調に物事が進みました。

2)トルコの新築分譲マンションを買う

斬新なデザインの高層ビル
斬新なデザインの高層ビル

上の写真は移動中の車内から撮ったビルですが、トルコのイズミルは想像以上に都会で、斬新なデザインの高層ビルに驚きました。

新しいレジデンスやビルが多く建設されていて、市の中心部は活気に溢れていました。2日間の不動産物件探索ツアーで8件くらいのレジデンスを見学しました。

トルコではあらゆるところで猫ちゃんが出没します。マンションの敷地内でも自由に出入りしていて、「本当にトルコは動物に優しい国だなぁ」と、早くトルコで住みたいという気持ちが強くなっていきました。

物件探索ツアーの1日目に見た物件は私の中ではしっくりいかず、2日目もなかなか「これだ!」とインスピレーションを感じる物件には出会いませんでした。でも、今回どれかを買って帰らないと、移住の夢がずるずる先延ばしになりそうに感じていました。仮に物件の条件がぴったり私の希望に合わなくても、無理やり物件を一つに絞って、絶対に購入契約をしてから日本へ戻ろうと決意していました。

私がどの物件にもしっくりきていないことを感じ取ったVolkanさんが、ツアーの最後で、「以前あなたに情報をお送りした物件の中に、大きなインナーバルコニーがあったレジデンスを覚えていますか?外国人の女性が、そのレジデンスの一つを以前購入されました。でも、その後すぐに彼女は、その物件を売却してお金にする必要がある事情ができました。多少値下げしてでもすぐに物件を売却したいと私たちに相談してきています。その物件を一度、見てみませんか?」と提案してくれました。多少の値下げがあることを考慮しても予算オーバーでしたが、後悔の無いように、見ておこうと思い同意しました。

その物件は2棟が少し離れて並んで建っている高級レジデンスで、まず、外観の斬新なデザインと、スタイリッシュさに「ウワー!!」って感激しました。まだ、新規販売中の部屋も少し残っていて、販売センターがレジデンス内に有りました。新規販売物件とリセール物件の両方の部屋を見せてもらいました。

インナーバルコニーは全面が窓ガラスの南向きで、眺望、採光ともに最高でした。しかも、今後も眺望を遮る建物は前にできない立地でした。間取りは2LDKでバスルームとトイレは2カ所、合計約100㎡で、広々していました。システムキッチンにはドイツ有名ブランドの食器洗浄乾燥機、電子レンジ、オーブン、IHクッキングヒーターが埋め込まれていました。このレジデンスに限らず、システムキッチンやトイレ、シャワールームなどの設備は私が内覧したどの物件もお洒落で最新のスタイリッシュな物でした。ただ、この物件が抜きんでて良かった点は、”オール電化”、”ホテルの部屋の様な個別空調(床暖房機能付き)”、”照明器具不要のコーブ照明(天井照明)とコーニス照明(壁面照明)を組み合わせたお洒落で目に優しい室内間接照明を全室完備”、”壁に設置された差込口にホースを差し込み、吸い込んだゴミが直接屋外へ運ばれる、集中式掃除設備のセントラルクリーナー付き”、”イズミル一と言われている耐震性能”、”高い防音性”、”高い断熱・防寒性能”、そして、”レジデンス内にプールやトレーニングジム、託児所などが完備されている”、”セキュリティースタッフが24時間常駐している”、”コンシェルジュがいる”などでした。

この日私は、一旦、ホテルへ帰って、翌日のツアーに備えて、ある程度物件を絞る作業に集中しました。私の少ない予算内で、できるだけ自分の希望に合うものを選択するとなると、必ず何かを諦めて妥協しなくてはなりません。その妥協がどうしても嫌で、悩み続けてほどんど眠れませんでした。

3日目のツアーでは、私の希望で、再度前日の最後に見た高級レジデンスを見に行きました。同じレジデンス内の新築物件と、リセール物件の両方を見て、その後、周辺の環境チェックのために少し歩きました。周囲には緑豊かな大きな公園がたくさん有り、スーパーマーケットも徒歩圏内に何件も有りました。駅までは遠いですが、バス停はすぐそばに有りました。私は心の中で、「値交渉を頑張って、何とかリセール物件を個人から買うのではなく、予算をあげて新築物件をディベロッパーから直接買おう!」と、決めました。

販売センターでディベロッパーのマネージャーと、 Volkanさん と私の3者での話し合いが始まりました。トルコ語を話すVolkanさんが、値交渉を私の代わりにすることになっていたのですが、いざ、その時になると、ディベロッパーのマネージャーの圧力に怖気づいた感があって、値交渉ができ無さそうでした。私は勇気を振り絞って自分で交渉をしました。マネージャーは、英語が話せなかったので、Volkan さんが、その都度通訳をするのですが、私の厳しい値交渉に、「えー!!それは言えない」みたいな表情をして困っていましたが、私は諦めずにどんどん希望を伝えました。そして、既に引っ越すつもりで持参していた荷物も預かってもらいたいと厚かましいお願いもしました。値交渉もある程度成功し、荷物も引っ越しの日まで数カ月預かってもらえるようになりました。

この日私は、仮契約書みたいな簡単なものにサインし、翌日の朝再度3者が集まって、手付金を支払い、正式な契約締結を行うことになりました。結局当時のレートで換算すると1,300万円弱の買い物になりました。不動産を探し始めた当初の700万円からすると、かなりの予算オーバーでしたが、これほどの高級マンションが100㎡で諸経費込みで1,300万円で買えるのは、日本の物価から考えると、笑えるくらい安い、良い買い物でした!大阪市内なら2億円以上するのではないでしょうか!?

トルコのイズミルで不動産を購入してから約3年半が経過した今現在、急激なインフレーションで私が購入した物件価格は5、6倍まで上がっています。ただ、トルコリラが私が購入した当時よりも1/3以下まで円に対して落ちているので、円換算した価格は購入価格の3倍くらいです。それでもかなりの含み利益になっています。今の超リラ安は、トルコで不動産を買うには絶好の機会だと思います!ただ、トルコではインフレ時に限らず不動産価格は刻々と上がり続けるので、トルコでの移住や不動産投資を考えている人は急いだ方が良いと思います。

トルコの分譲マンションを購入するにあたって知っておくべきこと

1.日本の分譲マンションとの相違点 (新築の場合)

  • 洋服などを収納するクローゼット( 壁面収納)は基本的にありません。洋服ダンスを買って置くのが主流。
  • 色々なものを収納できる押し入れのようなものはありません。
  • ほとんどのレジデンスのンバスルームにはバスタブがなく、シャワールームのみ。
  • バスルームとトイレは最低2カ所ある。
  • トイレにはトルコ式のウォシュレット(洗浄便座)がついている。
  • システムキッチンには電子レンジ、オーブン、食器洗浄乾燥機が備え付けられている。
  • 洗濯機を置く場所がシステムキッチンに組み込まれている場合もある。
  • 窓には虫除けの網戸が無い。
  • 基本的に駐車場は無料で車一台分を使える。
  • 1階は0階になるので、例えば建物の7階部分に住んでいれば住所は6階になります。
  • ラグジュアリーなレジデンスには24時間セキュリティースタッフが付き、プール付きが当たり前。
  • 毎月支払うのは管理費のみで、修繕積立金のようなものはない。ただし、管理組合が決めた修繕などについてはその都度支払う必要有り。
  • ペット不可ということは有り得ない。犬でも猫でも気にする必要は一切なく、堂々と飼えます。

2. 月々の管理費や光熱費

管理費や光熱費は、レジデンスの高級度によって大きな差があります。ちなみに、私が購入して住んでいるレジデンスはラグジュアリークラスで、2023年9月現在の管理費は毎月2,300TL(約12,500円) です。また、電気代はレジデンスのランクによって価格設定が異なるようで、ラグジュアリークラスになると、普通のファミリーマンションの10倍近い価格になりますので、注意が必要です。私の家では夏場毎日のように冷房を使用していたので8月は2,700TLの請求が来ました。普通のファミリーマンションならこの10分の1程度らしいです。2,700TLは現在の為替レートで換算すると約15,000円です。日本より物価の安いトルコから考えるとかなり高いです。水道代は毎月約330リラ(約1,800円)請求が来ていますが、これも普通の住宅での水道代より遥かに高いです。ガス代については、私の住んでいるレジデンスではオール電化なのでわかりませんが、これもラグジュアリークラスのマンションでは高い金額になるはずです。

まとめ

見知らぬ海外の地で不動産を購入することは、かなりの冒険で、勇気がいりました。、事前にネットで下調べを入念に行い、安全で安心な取引ができるように細心の注意を払ったおかげで、何のトラブルもなく、コロナパンデミックの最中でも取引を無事に終了し、引っ越すことができました。日本の不動産会社と同じように、全ての不動産会社が誠実な取引を行う良い業者ではないと思いますし、言葉や商習慣の異なる海外での高額な買い物には慎重になりすぎるくらいで丁度良いと思います。実際に購入をされて登記手続きに入る時には、現地の弁護士を中に入れて手続きをすることを強く推奨いたします。

外国人が不動産を購入さえすれば、移住に必要な滞在許可を簡単に取得することができ、かつ親日家の多いトルコであなたも海外移住生活の夢を叶えてみませんか⁈

その他、トルコ移住の前に知っておくべき基本情報に関しては、当ブログの記事「トルコへ渡航および滞在するために~役立つ基本情報~」で書いていますので、こちらも併せてぜひお読みください。

次の記事で、トルコでの不動産購入契約や、金銭授受、登記手続きなど、具体的な手続きの流れを紹介する予定です。

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